素材のおいしさがよくわかる
さっと作れる
長崎のきほん
自然の恵みがぎゅっと詰まって、
濃厚なのに口あたりよく、
最後の一口がいちばんおいしい!
長崎県産の食材を使って、家庭でも作れる、
シンプルなごちそうをいかがでしょうか。
<今回の食材①長崎いりこ>
長崎県は、いりこの原料となるイワシ類が多く漁獲され生産量日本一。
(平成29年水産加工統計調査)
<今回の食材②島原手延そうめん>
国立公園・雲仙だけの伏流水と厳選された小麦粉を使用し、
伝統の手延べ技法によって作られる「島原手延そうめん」は独特のコシと味わいが特徴。
「いりこだしそうめんと長崎かんぼこ」 2人分
<材料>
長崎いりこ 15g
水 2カップ
みりん 1/4カップ
薄口醤油 1/4カップ
島原手延そうめん 2束
長崎かんぼこ 適量
小葱 適量
生姜の絞り汁 適量
<作り方>
1. そうめんを盛り付ける器を冷蔵庫で冷やしておきます。
2. 小葱は2mmほどの小口切ります。
3. 生姜は、おろし金で擦りおろしてから絞る。
4. 長崎かんぼこを薄くスライスします。
5. 指でいりこの頭と内臓を取り除き半分に割きます。
6. 鍋に水2カップと、下処理をしたいりこを浸し、30分以上常温におきます。
7. 鍋を強火にかけて、沸騰してから弱火にしてアクをひく。
8. 5分ほど煮出してから ペーペーを敷いたざるで漉してボールにとります。
みりんと薄口醤油を合わせて、氷水にあてて冷まします。
9. そうめんを茹でます。たっぷりのお湯を沸騰させ、そうめんを入れます。菜箸で軽く混ぜなが40秒茹でます。ざるへ取り、冷水で揉むように冷まし 冷めたらザルでよく水分を切っておきます。
10. 冷たい器に、いりこ出汁を注ぎ、水分をよく切ったそうめんを入れます。
11. 長崎かんぼこを添えて、小葱をちらし好みで生姜の絞り汁を小さじ1/2ほど垂らします。
監修:松浦弥太郎
料理家:酒井美香
©Nagasaki Prefectural Government